セーリングエラ(Sailing Era)。交易で儲けるコツ教えます。

やってますか!セーリングエラ!
コーエーテクモの『大航海時代』シリーズに大ハマリした人間にとってはもう福音とも言ってもいいゲームが出ましたね!

STEAMページは以下。アフィリじゃないので安心してクリックしてくだしあ。
store.steampowered.com

雰囲気としては『大航海時代2』と『大航海時代4』を足した感じ。でも言語を勉強する必要があったりするのは『大航海時代3』ぽさもあるかも。

今回はこの手のゲームの基本、交易のコツを紹介しようと思います。

交易のコツ

・「繁栄」「不景気」を狙う
・「異文化」を狙う
・「奢侈品」を狙う
・儲けづらい地域は貿易派遣で交易品を手に入れる

「繁栄」「不景気」を狙う

おそらく毎月ランダムに生じると思うんですが、各港には状態があります。「繁栄」はいわゆる好景気。交易品の相場が上がります。逆に「不景気」は交易品の相場が下がります。

もうおわかりかと思うんですが、「不景気」の港で交易品を仕入れ、「繁栄」の港で捌けばもうボロ儲け、というわけです。

まちがっても繁栄の港で買わないように。また絶対にこの2つの組み合わせじゃなくてもいいです。不景気の港でとりあえず買って、通常の港で売っても儲かります。通常の港で買って繁栄の港で売ってもOKです。


(「繁栄」の港はピカピカ光ってすぐわかります。一方不景気は見ても分からないので注意)

「異文化」を狙う

港ないしは交易品には文化圏があるようです(マスクデータ?)。例えば日本と中国。例えばヨーロッパとイスラームという具合。この文化が違うと、同じ交易品でも値段が上がります。

追記:ちゃんと調べてみるとそういうことは特になかったです。ただし、異文化の港の方がやはり価格指数(%で表される価格水準のこと)が高いことが多いため、意識するに越したことはないようです。

あ、ただしイスラームは宗教上飲酒ができないのを反映して、ワインなどの酒はそもそも売れません。間違って仕入れないようにしましょう。

「奢侈品」を狙う

奢侈品は「しゃしひん」と読みます。贅沢品の意味です。ここでは単価が高い商品のことを指します。
大航海時代」シリーズでもセオリーですが、「単価が高い」ものの方が儲けやすいです。例えば不景気の港で50%の相場で買い、繁栄の港で150%で売ったとしましょう。それぞれ単価が500と2000の交易品で考えてみましょう。

500の場合

仕入れ:500 * 50% = 250
販売:500 * 150% = 750
つまり、船倉1つあたり500の儲け。

2000の場合

仕入れ:2000 * 50% = 1000
販売:2000 * 150% = 3000
つまり、船倉1つあたり2000の儲け。

どうでしょう。1500の差が出てきます。船倉には限りがあるため、単価が高い交易品の方が儲けやすいのです。これは「大航海時代」シリーズでも同様。コショーが意外と儲けられない原因になってたりします。ただしこのゲームの場合コショーは儲かります。結構単価高いので。

さて、これらを考慮して「儲けやすい地域」を考えてみます。

儲けやすい地域

まだ筆者はアメリカ大陸に到達していないのですが、それ以外の地域では一通り交易しました。その中で儲けやすいと筆者が感じた地域はこの2つです。

  • 東アジア
  • 地中海

東アジア

東アジアは中国と日本の文化圏が異なり(朝鮮も別かも)ます。それが狭い東シナ海で切り替わるため、短時間で儲けやすいです。奢侈品も中国の青磁、日本の日本刀、朝鮮の高麗人参など、我々日本人にとってわかりやすく仕入れやすいです。

どうでも良いけど江戸の交易品が小麦やタイマイ(亀)なのはなぜなんだろう・・・?w

地中海

地中海はヨーロッパキリスト教圏と、北アフリカ、中東のイスラーム圏の文化圏が異なり、地中海も比較的狭いため儲けやすい地域です。ただし、意外と地中海は雨が多くて交易品が悪くなりがち。雨でやられない交易品にするか、整備室を作りたいところです。

奢侈品はヴェネツィアアテネイスタンブールアレクサンドリアなどで仕入れられます。特にアレクサンドリアは許可を取ればコショーを扱えます。雨には注意。

そういえば『大航海時代2』ではアテネの美術品とイスタンブールの絨毯が鉄板でしたね。この作品でも似たようなことができます。

儲けにくい地域

逆に儲けにくいと感じた地域はこの2つ。

  • 東南アジア
  • アフリカ

違う文化圏までの距離が割と長く、奢侈品を扱うには許可が必要なケースが多い。赤道付近のため雨も多くて交易品がダメになりやすい、と少々厳しい場所です。

ちなみに中東~インドは普通です。中東とインドは違う文化圏ですが、少しだけ距離があるので少々儲けづらいです。

(中東は少々儲けづらいけれど許容範囲。しかもカリカットの酒場女エイミーちゃんはとても可愛い。この港の商人ギルドの名前を『エイミーちゃん親衛隊』にしたことは彼女には秘密だ!(多分バレてる))

ですが、これらの地域に価値が無いわけではありません。商人ギルドを作り、「貿易艦隊」を派遣すればこれらの弱点をカバーできます。

貿易艦隊で簡単に交易品を手に入れる

商人ギルドを作り、投資をして港の人口と技術を一定まで上げると「商人ギルド貿易」コマンドが開放されます。これはいくらかのコストで指定した港に艦隊を派遣、交易品の買付をさせられるというもの。艦隊を別に用意する必要はありません。ソシャゲでよくある「遠征」みたいなイメージです。


カリカットの商人ギルド『エイミーちゃん親衛隊』の様子。技術値はおそらく999まで上げられそう)

買付には1ヶ月かかり、商人ギルドがある港に交易品が降ろされます。自分で行く必要がないため非常に便利です。ただし何を買い付けてくるかはある程度指定はできても基本ランダム。また交易品は自分で捌く必要があります。

さて、どこに派遣すればよいかということですが、つまりはここでアフリカ・東南アジアが生きてきます。距離のあるこれらの地域も派遣なら関係ないわけです。

オススメ派遣場所

オススメはアフリカ。以下が良いでしょう。

西アフリカはセント・ジョージやシエラレオネ。許可を取れば前者は金、後者はダイヤモンドを扱えるようになります。
東アフリカはソファラが断然オススメ。許可品が金で、それ以外の交易品もサイのツノとエメラルドなのでハズレがありません。


(中東スタートのアヴドゥラー編の場合、ソファラはとても美味しい。ちなみに史実上では、現在のジンバブエに存在したモノモタパ王国から産出した金がソファラに運ばれていました。ポルトガルは後々この王国を属国化します)

とりあえず筆者が見出した交易のコツは以上です。
令和のこの時代にこういうゲームを出してくれたことが本当に嬉しいですね。これでプレイヤーが増えてくれることを願っています。
それでは良い大航海時代ライフを!